2009年01月23日

TOEIC950を超える人の実力はどれくらい?@

● 日常会話くらいは朝飯前?

無理です。例えば、ネイティブ同士が会話をしているところに入っていくことなど怖くてできません。会話の腰を折ってしまうのが分かっているからです。英語のネイティブが特別に配慮してくれれば会話には参加させてもらえる、という程度の情けない実力です。NOVAを筆頭とする英会話学校の宣伝のせいで日常会話の地位が誤解されていますが、日常会話は、友人、バイト、テレビ、学校生活、スポーツ、政治、経済まで、ありとあらゆることを話題に、それぞれの意見を活発に交換しているような場です。英語アマチュアの私たちにとって、プロの格闘家が異種格闘技戦に参加しているような激しさです。勇気を出せば、タイミングを見計らってリングにさっと飛び込み、一言突っ込む程度は出来ますが、まともに戦える力は到底ありません。そもそも朝飯前にそこまで頭は回っていません。

ただ、全く使い物にならないことも無く、例外がいくつかあります。一対一ならば、相手は私の力を考えて手加減してくれるので、不自然ながら会話になります。それに、何か用事があるとか、聞きたいことがあるなど、はっきりとした目的がある場合は問題なく要旨を伝えることができます。もちろん、テーマがはっきりと決まっており、事前に準備の出来るプレゼンテーションなども緊張はしますが問題ありません。

最近TOEICのスピーキングのモニターテストに参加したのですが、それでは私のスピーキング力は満点を含むレンジに評価されていました。


● 映画が英語でスラスラ理解できる?

映画はほんとうによく聞き取れません。ストーリーが理解できるかどうかではなく、英語が分かるかですが。ストーリーが分かるかどうかなら、アクション映画などは音声無しでも話は大体分かる(推測できる)はずです。そうではなく、英語で何と言っているか、ジョークの何がどう面白いのかを理解できるかどうかですが、10%〜20%聞き取れているかどうかのレベルです。

もちろん映画によって聞きやすさに違いはあります。ディズニーなどのアニメは声優さんがスタジオで吹き込んだものなので聞きやすいです。それでも半分も聞き取れません。ほかのメディアに比べなぜ映画が難しいのかは、研究したわけではないので分かりませんが、下のような理由が挙げられると思います。

@ 音声面での要因
言うまでもなく様々な個性・背景を持ったキャラクターが登場します。それに伴い、キャラクターによってバラエティに富んだ話し方が使われ、さらにほとんどの人物ははっきりと喋る努力すらしてくれません。これは他のメディアと大きく異なる点です。ニュースなどでは、一人のキャスターがニュースを読み上げるので、いったんその人の声や発音に慣れてしまえば、その後は何の問題もありません。しかし映画では秒単位で話す人が変わります。訛っているわ、ぼそぼそ話すわ、叫ぶわ、喚くわで大変です。また、映画では背景の雑音が多いのも聞き取りを困難にしている要因の一つかもしれません。

A 内容面での要因
例えば、ダヴィンチコード。小説版を読んでみれば分かりますが、使用される語彙は宗教的なものも含まれますし、聖書などからの引用も多い、構文をとってみても洒落た言い回しがよく使われています。小説を読んでいる時なら一度手を止めて考えたり辞書を引いたりしながら理解しているのに、それを、映画を見ながら一度きりの聞き取りで理解するなんてまず無理です。書き手の知を結集して書かれた台本は、そこらにいる英語ネイティブの日常会話より数倍難しいのです。

一言で理由をまとめるなら、「映画は、言ってる内容が英語学習者にとっては難しい上に、はっきり喋ってくれないから」です。


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posted by 英語好き at 14:17| TOEIC950点+の英語力とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする