2015年06月10日

TIME 6月8日号

前回触れていたロボ TIME も買いまして、読み終わりました!

Time Asia [US] June 8 2015 (単号)


この号は 30ページ読みまして、

TIME 1000ページ達成まで、あと 84ページです! (あと3冊!)

遂に残り2桁まで来ました。

ということで、今週読んだ記事のコメントと解説です〜

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P12 Milestones

今週の訃報欄はノーベル経済学賞を受賞した天才数学者 John Nash さん。 どういう人か知りませんでしたが、映画 ビューティフル・マインド の元になった数学者の方ですね

ビューティフル・マインド [DVD]


天才的な才能を持ちながらも、20代の頃から長らく統合失調症に苦しめられた方だそうです。 結構な年齢の方なので普通に亡くなったのかと思いきや、アーベル賞という数学賞の授賞式の帰りに自動車事故で奥さんと共に亡くなったそうです。

続いて、右端の Anne Meara さんという女性コメディアンの方の訃報。 "She was a broad when broads were broads, full of chutzpah, the kind of person that doesn’t come around often." と、 "chutzpah" という単語が使われています。この単語、英和辞書では 「厚かましさ、ずうずうしさ、生意気さ、出しゃばり、思いやりのなさ」 と見事に否定的な言葉であるかのように書いてあります。 が、亡くなった人の訃報欄に 「ド厚かましい人だった」 なんて書くでしょうか (笑)。 英和辞書ではこの単語のニュアンスは正しく説明されていないですね。 英英辞書を引くと、"extreme self-confidence or audacity (usually used approvingly)" と書いてあります。 ということは、 「驚くほどの自信、大胆さ (通例肯定的な意味で使う)」 っていうぐらいの意味でいいんじゃないでしょうか。 また、 "broad" というのは、太平洋戦争前に使われていたスラングで、"an independent, assertive/aggressive woman" のことで、特にショービジネスに関わる女性を指す言葉だったようです。 ということで、 "She was a broad when broads were broads..." という部分は、 「その昔 "broads" と呼ばれた女性たちが本当に "broad" らしかった頃の、正にそんな "broad" の一人だった」 ということですね。

P22-27 Iron Man

Iron Man.jpg

フロリダの人間機械認識研究所 (IHMC) が、アメリカ国防高等研究局 (DARPA) 主催の人型ロボットコンテストに出場させるロボットを開発しているという記事です。 ちなみに同じ記者の方が書いていた先週のロボット映画の特集記事でも、"DARPA – the high-tech mad-science arm of the Defense Department – is currently winding up a three-year, 25-team competition to build humanoid robots..." と、ちょっとだけこのコンテストのことに触れていました。

先週号のロボット映画の記事で 「1920年の小説ではロボットによる人類滅亡の脅威はただのメタファーでしかなかったが、それから1世紀近い時を経て、現代のロボット映画はそれを現実的な脅威として描くようになった」 とか言っていた上に、表紙の写真も超わくわくさせる感じでしたが、本文を読んでみると、出だしから "Let me correct an impression you may have: robots are pretty much idiots. They can’t do very much, and they do it with a slowness that would try the patience of a saint who was also an elephant..." と、一生懸命ハードルを下げようとしてます (笑)。 よく見ると、表紙のサブタイトルは "The Epic Race to Build a Humanoid Robot" って書いてあるのに、記事ページのサブタイトルは "The Epic Struggle to Build a Robot..." になっているという... ^^;

ということで、 特に期待はしないで読みましょう! (汗)。

P24 最初の段落 "Samuel Beckett would have made a good roboticist." の、サミュエル・ベケットですが、この人は 「不条理劇」 というジャンルで有名なフランスの詩人・劇作家ということです。 この人の書く劇は 「意味がよく分からない上、特に何も起こらない退屈なもの(arguably)」 というイメージがあるようで、そういう boring な人がロボット開発者に向いているだろうということ。

P24 左の列真ん中辺り wooden trestle table 木製の架台式テーブル

なんだそりゃ?

イマイチ分からなかったのでググりました

wooden trestle table.jpg

P24 真ん中の列 "DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)" の紹介にある "moon shots" については、確かにこの部局はロシアに宇宙進出で遅れを取ったことをきっかけに設立されたという経緯はありますが、ここでは文字通りの 「月への打ち上げ」 という意味ではなく、 「常識破りの技術開発」 というような意味でしょう。 その後ろの launched は moon shots というフレーズを踏まえた上での動詞の選択ですかね (考えすぎかも知れませんが)。

そういえば、この DARPA (アメリカ国防高等研究局) は、 TIME にちょくちょく出て来てますね。 かなり前の号でインターネットの原型である ARPANET を作ったのもこの DARPA だったという記事を読んだのを思い出しました。

P24 真ん中の列 下の方、1年半前に行われた準決勝でのトップは "The winner, with a score of 27 out of a possible 32, was a boxy, long-limbed android made by a startup called Schaft, which came out of the robotics lab at the University of Tokyo." という部分で、テンション上がりました。 東大すごいじゃないですか!! その後、グーグルにお買い上げされたそうです。

その東大の研究所からエントリーしていたロボット

Tokyo Uni Boxer.jpg

かっこいいですね〜、、グーグルもお目が高い。。。

P24 右端の列の真ん中辺り、 "But DARPA doubled and then tripled down with a challenge in 2005 and another in 2007." という部分。 double down はギャンブル用語で 「倍賭けする」 ということらしいですね。 負ける度に掛け金を倍々にして行くことで、一度勝てばそれまでの損金を全て取り返せる手法だそうです。 DARPA は第一回大会が悲惨な結果だったにも関わらず、大会の賞金金額を2005年大会、2007年大会で、二倍、三倍に引き上げた、ということです。 調べてみると、確かに2004年大会での賞金は100万ドルでしたが、2005年大会では200万ドル、2007年大会では合計350万ドルにしていたみたいですね。

P24 右端の列の下の方、 "A couple of robo-bros orbited the office on RipStiks." が分かりませんでしたが、 RipStiks (写真参照 ↓ ) っていうスケボーの亜種みたいものがあるみたいですね。 それに乗って仕事場をウロついている robo-brothers (若いロボット研究者) がいたということでしょうかね。

RipStiks photo.jpg

P25 右端の列の下の方、 "from the shins up (すねから上は全部)" は、建築になぞらえて "from the ground up (土台から全部やり直す)" という言い方があるので、それをこのロボットに当てはめて言っています。

P26 左の列の真ん中辺り、 "It's the sort of process that would lend itself well to time-lapse photography." の部分。 テレビ番組なんかでやたらと時間がかかるプロセスは、ダイジェストで早送りみたいな編集がされている部分がありますが、そういう 「早送り編集」 にぴったりの (時間を喰う) プロセスだろうということですね。

P26 左の列の下の方、 ロボットのひざが曲がっていないといけない理由としてエンジニアの人が言ったセリフ、 "When the knees are perfectly straight, in the underlying math you end up having to figure out how to avoid dividing by zero." の意味が分からないので、調べてみたんですが、よく分かりませんね (苦)。 二足歩行するロボットの多くが 「逆運動学」 という原理を利用して歩いているらしいのですが、そのロボットが膝を完全に伸ばしてしまうと、 「特異姿勢」 という状態になってしまい、面倒なことになるとかなんとか (適当w)。 取材を受けた方がかなりアバウトに答えた理由が分かりました。 あと、人間が歩く時には、膝だけでなく、腰を捻ったり足首を曲げたりして器用に足の長さを変えたりしますが、普通のロボットはそういうことができないということも理由にあるそうです。

P25 真ん中の列の真ん中の辺り、 "Lost in Space" という映画に出てくるロボットが暴走しているというシーンを知らないので、調べてみました



思ってたより、古いですね (それぐらいしか感想が出ないw)。

P26 右側の列の真ん中辺り、 "Why teach a robot to walk at all? ... When you think about it, why bother? Predator drones don't walk. Roombas don't walk. R2-D2 doesn't walk. Why not just put wheels on the robot and call it day?" の部分の投げやり感が好きです。 人型ロボを作ろうとしている人のロマンを全否定 (笑)。 実際お掃除ロボ 『ルンバ』 で有名な iRobot 社は、二足歩行ロボットに意味はないとして一切手を出さないポリシーだそうです。 ちなみに predator drone というのは、偵察や対地攻撃などに使える無人の遠隔操作航空機だそうです

predator-drone.jpg

P27 最初の方に出ている iRobot社の Kobra と PackBot というのがどんなロボットなのか気になったのでググってみました。

こちらが Kobra

Kobra.png

で、こちらが PackBot だそうです

PackBot.jpg

何が違うのか分かりません! 以上!

P27 tracks (戦車についているような) キャタピラ

P27 真ん中の列の下の方、 "Fail Better (上手に失敗する)" というタイトル。 "Fail safe (どんな時にも安全な=絶対に失敗しない)" という言葉を踏まえています。 ロボット開発においては、 「失敗することを計画に入れていないと、必ず失敗する」 そうです。 そのため、 「Fail safe: 絶対に失敗しない」 ではなく、問題が起こることを前提に、 「Fail better: 上手く失敗する」 ように計画を立てることが大切であるとのこと。

P27 右端の列 真ん中辺り、 first responder 「(災害時などの) 緊急救援部隊」

P27 最後のほう wire-fu artist ワイヤーを使ったカンフーアクションアーティストのこと。 ワイヤーアクションの師匠が吊られたまま休憩してるみたいな画だということですね。

ちなみにこのロボット大会の決勝には日本から5チームも追加で参加が決まっているそうなので、ちょっと続報にも期待したいですね。

P38-35 The Other Border

P30の最初 "in a cap and gown" アメリカの大学で着る卒業式の服ですね。

P30 coyote コヨーテ、ではなく、密入国手引き人。 意外に TIME でちょくちょく見ます。ついでに発音注意単語ですね。

P34 上の方の "the end of the unaccompanied-minor crisis" というのは、下のページにまとまっていました。 中米の国々からの難民が大量に発生しており、2008年頃から最近まで、特に子供の割合が大きくなってきていたという話ですね。

What You Need To Know About The Unaccompanied Minors Crisis
http://wamu.org/news/14/07/28/what_you_need_to_know_about_the_unaccompanied_minors_crisis

P34 下の方 perfect storm (複数の悪いことが同時に起こる) 最悪の状況

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まだ先週の号の復習も適当なままですが、これから復習をしていて気が付いたことがあれば、先週の分にも今週の分にも書き足していきます〜。

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posted by 英語好き at 19:24| Comment(4) | TIMEを読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分も同じTIMEを先日購入して今読んでいるところです。やはりReadingというのは楽で続けやすいですね〜本当にR以外の勉強もした方が良いのですが・・・如何せん最近やる気が出ておりません(笑)これじゃあ100点取れないなぁ。と思ってしまいます!次回は9月なので時間がまだありますが。
ちょっとListeningとSpeakingに関してはTOEFLが終わってからルーチンから外れてしまっているのでやらないとと思ってはいます←

いや〜C2はほど遠い・・・

Posted by kazu at 2015年06月10日 20:28
kazuさん、

おお〜〜 同じ TIME を読んでいらっしゃるなんて、心強いです! 最近は TIME 読んでる方も少ないですし。。 何かありましたらまた後日でもコメ下さい ^^

ですね、私もずっと Reading が学習の軸になってきました。。

なるほど、次回受験が9月ということでしたら、確かに今からずっと TOEFL 対策というのはしんどいかも知れませんね。 リスニングは TOEFL ではフル活用する必要があるのと、あと伸びるのに熟成期間が必要かもしれない技能なので、長期的にやっておいた方がいいかも知れませんが。。 辛いところですね! ^^;
Posted by 英語好き at 2015年06月11日 00:13
自分も今回のTIME読み終わりました。心強いなんてとんでもない(笑)明らかに自分の方が読めてない訳ですし!でも昔は多分今みたいに読めなかっただろうなーと思いながら進歩を噛みしめています。今回印象に残ったのはThe other border です。アメリカらしいですよね。日本でも領海侵犯とかはありますけど、人間が難民として国境を越えにやってくるなんてありませんからね。写真も必死さが伝わってきて集中して読めました。なんていうか英語の雑誌ってレイアウトとかオシャレじゃないですか?(笑)あんまり日本の雑誌もみないのですが、こういう大胆な構図の雑誌って少ない気がします。

listeningが出来ないと駄目ですからねーあがってる気がしないのもモチベーションを削ぐ要因ですね。まぁ、他のwritingもspeakingもやらないとやばいんですが(汗
なんだかブログでもつくってC2に参加しようかなとか思ったり思わなかったり





Posted by kazu at 2015年06月12日 17:39
kazuさん、

いやー、、私結構抜け落ちてる知識とかがあるので (常識とかw)、多分玄人の人からしたら 「何言ってんだコイツ?」 的な点がいっぱいあるはずです。 TIMEシリーズは自分の気付いた点を学習記録的に書き残してシェアしようとしているだけなので、一人でも多くの方と一緒に読めると心強いです!

The Other Border ですか!! 確かに日本は島国なので、不法移民って言われてもなかなかイメージが湧かないですかね。。 それでも昔はベトナムとかからボートピープルみたいな人も来てたことがあるみたいですが、アメリカ・ヨーロッパは地理的にそういう人が多いのでどうしても国民も移民に反感持ってる部分もあったりするのかも知れません。 なので、なにかと理由をつけて来させないような手段を講じたり。。 TIMEの今回の記事も 「危険だからそういう不法越境はさせないようにしなければ」 という方向に印象に傾けたいのかな…? という気もしたり。。

ですね! ちなみに最初私は TIME を手にとって見た時は「写真ばっかりじゃないか! 一体どこを読むんだ!?」 という感じでした。 日本の雑誌でももっと字が詰まってますよね...? 新聞などとも全然違う印象で、デザイン性高いです ^^; でも、今は慣れまして、これはこれで読んでいて楽しいです。

リスニングは... うーん.. まだ問題演習ばかりやるのもしんどいですし、VOAを一日一つシャドーイングするとか。。 一つ一つを完璧にしていく過程って結構楽しい気がするので。 私自身がリスニングあんまりやってないので、お気持ちは分かります.. (って、おい)。

えっ、C2参加も検討されていらっしゃるんですか! 日本ではまだまだTOEICが主流ですが、C2プロジェクトは未来を見据えて戦っている人たちですよ。。(?)。 C2目指される決心が固まりましたらぜひ!
Posted by 英語好き at 2015年06月13日 00:55
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