2014年12月23日

思考停止に陥らないために

さて、下は茂木健一郎さんのツイッター発言です。

mogiken tweet.png

ちょっと一部の人を煽ってる感もありますが(笑)、的を射た意見ではないでしょうか。

日本の英語教育がこれまでなかなか大きく変わることがなかったのも、こういうものが背景にあったのではないかなと思います。

昔の教育方式で成功している側の人間が、

「自分はそれで成功したんだ ⇒ だから正しいはずだ」

というのが 「根底に」 あっての、

その教育方式の利点を並べる ⇒ ∴ 何も変える必要はない

出来ないやつらは努力が足りないだけだ


という主張の展開をしている人があまりに多いからです。

悲しいのは、成功した側の人にそう言われたら、成功してない側の人が何を言おうが説得力がないことですね(笑)。

しかしながら、そういう 「成功者」 の人たちは、

異なる方式の利点は 本気で 考えたでしょうか?

現行方式の欠点は 本当にない のでしょうか?


全員ではありませんが、こうした点にやや疑問の残る人も多いように見受けられます。

私の場合は、

独学を始めてから自分が選んだ方法が かなり非常識な方法 だったにも関わらず、それでも英語ができるようになった。

という経緯のおかげで、 「自分のルートが絶対ではない」 ことを理解しています。

でも、それでも、自分の経験に引っ張られてしまうこともあります (自覚アリ)。

これがもし、学校教育のような最も一般的なプロセスを経て英語ができるようになった人であれば、余計に 「既定ルートがベスト」 という思考に陥ってしまい易いでしょう。

異なる方法論でもちゃんとできるようになる、

という事実が、どうしても想像できないからです。

だから簡単に、

まずは文法を一通り勉強しないとダメだ、

簡単なものをたくさん読む 「多読」 なんて無意味だ、


とか言えてしまったりするのでしょう。

どんな方法であっても成功する人は出ます。

ですから、

成功している人がいるから問題ない、

できないやつらは努力が足りないだけだ。


と斬り捨てるのは、議論を拒否しているに過ぎません。

ここで注意するべきなのは、個々の学習者レベルの話をしているのであれば 「自分がどれだけ本気の努力をするか」 が何よりも大切なのはもちろんだということです。 私もそう思いますし、実際に 「学習者個人の話をしている時は」 そう言います。

でも、それは、個人レベルの話の時ですね。

教育システムの改善案についての議論をしている時にそれを言ってしまうと話が進まなくなります。

自分はそれで成功したけれど、

このシステムは果たして本当にベストなんだろうか?


と考えることで、初めて前へ進める可能性が出てくるのだと思います。

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posted by 英語好き at 19:54| 英語教育について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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