2014年07月24日

上級者のための英語資格換算表 (TOEIC/TOEFL/IELTS/英検/ケンブリッジ英検)


今回の TOEFL iBT 受験を通して考えていた疑問。

なぜ、私は TOEFL iBT と IELTS を比べると、

TOEFL の方が断然簡単だと感じるのか?


他のTOEFL iBT受験者は、ほとんどが IELTS の方が簡単だと言うのにも関わらず、です。

最初は、、正直、、、

俺の受けたテストは 他のやつの受けてるテストより難しい!」 効果

かと思ってたんですが。。。(おい)

あのー、大学受験とかでもよくある現象ですね。

毎年の受験生が、

「俺の受けた年のセンターは、いつもより難しかった!」

と主張する現象です(笑)。

で、日本では、これまでTOEFL受験者が多かったんで、そういう声が一番反映されてたのが、TOEFL だったのかなー、と思ってたんです (失礼)。

でも、真面目に考えると、やっぱりそうでもないか、と。

ということで、辿り着いた答えは、

「 TOEFL iBT と IELTS の難易度の差は、

 超高得点域では逆転している 」


ということです。

そもそも、ちょっとおかしくないですか?

TOEFL iBT と IELTS って、、

違う国の、違うテスト機関が作った、全く違うテストです

その全然違うテストの最高点 (120点 と 9.0点) が、

一番上で ぴったり揃えてある換算表って、

おかしいじゃないですか。


思うに、その辺にある換算表って、

「いや、どうせ誰もそんな点取れへんし」

っていう感じで、その辺 適当なんでしょう。

まぁ、実用性の観点から考えると、ある程度は仕方ないと思いますが。。

でも、そういう超上級レベルのスコアでも、やっぱり自分の取ったスコアなら、どういうレベルにあるのか正確に知りたいと思うじゃないですか。

そういう動機で、今回この換算表を作りました。

【 上級者のための英語資格換算表 】

TOEFL iBT TOEIC IELTS 英検 スコア換算表.png

ちなみに、この換算表の最重要ポイントは二つです。

@ IELTS 9.0とTOEFL iBT 120点では、IELTS 9.0 が段違いに難しい。

A ただし、IELTS 7.0〜7.5 あたりのスコアになると、一般的な換算表が言うより TOEFL iBT の方が難しいようである。


※ 上級者向けということで、英検1級が最低ラインという超鬼畜な換算表となっております。CEFRランクでいうと、最高位の C2 から その一つ下の C1 までです。雑なだけとも言えます(笑)。その下のことは知りません(どーん)。

※ CEFR と IELTS は位置を合わせてあります。が、他のテストについては、CEFR のランクと合わせるよりも、難易度として適切な位置に置くことを優先しました。TOEFL iBT に関しては、満点を取っても最高ランクの C2 と認めてもらえないというのは、あまりに鬼畜だと思ったので(笑)。ちなみに、IELTS 8.0は、CEFRではC1とC2のボーダーライン上とされています。IELTS 8.5 は文句なしの C2認定です。

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@番については、私が今回のTOEFL受験を通して、確信した点です。私は現状 IELTS の自己ベストが 8.5 (計3回取得)で、TOEFL iBT は初めて受けたスコアが 116点でした。

私は、IELTS のオーバーオール 9.0 は(現状の力では)絶対取れません。

地球がひっくり返っても取れません。

理由は2つ。

1. ライティングセクションで、8.5点以上が取れない。
2. スピーキングセクションで、9.0点(満点)が取れない。

※これは 世間のいう「限界」とかではなく、これまで2年以上に渡って、自分自身で何度もIELTSに真剣勝負を挑んできた結果分かったことです。

で、上記2セクションでこれらのスコアが取れないとなると、たとえ残りの2セクションで満点を取ろうが、オーバーオールスコアでの9.0は達成できません。

故に、私の現状の力のままでは IELTS の 9.0 は無理である、となります。

一方、TOEFL iBTはというと、既に現状の力でも満点までスコアを伸ばしていけると感じています。現状の力で超えられない壁のようには感じません。

TOEFLはおそらく、超高得点域(満点近く)でもそこまでの難易度の跳ね上がり方がないんだと思います。そこがIELTSとの大きな差です。(IELTSの8.5と9.0の差は鬼です)

ただ、IELTS 7.0〜7.5辺りのTOEFL iBTスコアとの換算については、ネット上で非難轟々ですので、それも確かに一理あるのかと思います。

ということで、こういう感じになりました。

ちなみに、英検とケンブリッジ英検については、「合格するのに妥当なレベル」というぐらいの感じで入れてあります。

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自分のスコアも参考にしていますが、他の有名な先生方のスコアも参考にさせて頂きました。

例えば、

M先生 TOEFL 114 / IELTS 8.0 / CPE / TOEIC 990+
K先生 TOEFL 109 / IELTS 8.0 / CPE / TOEIC 990+

これら先生方は、TOEFL iBTとIELTSをほぼ同時期に受けていらっしゃるんですね。なので、これらのスコアが大体イコールになると分かります。ついでにお二方ともにケンブリッジ英検のCPEもお持ちです。ということで、これら先生方のお持ちの他のスコアとCPEの難易度が大体同じだということも分かりました。

また、TOEFL iBTで119点〜120点を取っていらっしゃる先生方でも、IELTS 9.0の先生はいらっしゃらないんですね(日本人 or 日系の先生では)。例えば、

U先生 TOEFL 119 / IELTS 8.5 / TOEIC 990+
I先生 TOEFL 120 / IELTS 8.5 / TOEIC 990+

などです。ちなみに、I先生は3歳から20年間 オーストラリアで暮らしていらっしゃったとのことです。TOEFLは満点ですが、IELTSは8.5とのこと。

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ただし、英検のように、「合格すること」を基準に上記の換算表入れてあるテストについては、「合格」とかではなく、「満点」を狙うとかになるとレベルが全然変わってきます。

例えば、英検1級の1次試験&2次試験の両方で満点を達成という任務(?)であれば、その達成難度は、TOEFL iBT でいう 116〜119点レベルぐらいになると思います。

各テストの満点とかだけで比べると、

IELTS全セクション満点 > IELTS Overall 9.0 >> TOEFL iBT 120点 > 英検1級完全制覇 (1次満点&2次満点) >> TOEIC 200問全問正解 > TOEIC 990点

みたいな感じですね。

私は「英検1級 完全制覇」は、多分現状で「達成可能」なレベルだと思います。「TOEFL iBT 満点」も「狙える」レベルです。ただし、その上のIELTS 9.0になると、まだ根本的に力が足りません。

ま、英検1級 完全制覇 と TOEFL iBT 満点は、多分かなり微妙な差なんですけどね (= =;)

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posted by 英語好き at 01:15| Comment(10) | 英語について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
結構個人的に同感です~
まあ僕は最低ラインにもまだ達してないのでなんか言える立場じゃないですが笑、英語好きさんみたいな超上級を除けば、やはりTOEFLの方が点とりにくいのでIELTSに逃げる(笑)んじゃないですかね
TOEFL90点台とかだと留学の条件満たせない場合も結構あると思いますが、IELTS7.5だとまず英語の面では大丈夫な気がしますし

ただ個人的にはIELTSやTOEFLの公式問題集解いたりした感じだと、英検1級ギリギリ合格とかだとTOEFL80ちょいとかIELTS6.5も普通にあり得そうな気がします

ただやっぱ英語好きさんみたいにいろいろ実際に受けて書いてくれてるのが今まであんまなかったと思うので、すごく参考になります!
Posted by RYU at 2014年07月24日 09:58
RYUさん、

コメント感謝です。そうっぽいですか?良かったです ^^ ま、もちろん人にもよるっていう部分はあります。

いやいや、RYUさんはTOEICで既に達してるじゃないですか〜。英検もあとは2次だけですし、結果もすぐついてきますよ。次回受かりますよって言っちゃうと変なプレッシャーになっちゃうと思うんですが、絶対受かると思います。

えーっとですね、TOEFLとIELTSの違いとして、TOEFLは統合タスクが多いなどの要因のために、英語の聞き取りと読み取りに不安がある人にとっては、とことん難しいテストになると思いますね。ただ、ある程度英語ができる人にとっては、逆にやりやすいと思うんです。スピーキングでもライティングで、読むことと聞くことが完璧にできるなら、書く内容が既に与えられた状態になりますよね。だから、僕にとってはすごく楽です。IELTSは全部自分で考えるタスクなので、英語が出来てもそこでつまづくとアウト!なんです。だから、英語力があっても安心できないんです。

ただ、いきなり受けても意外にスコアが取れるっていうのがIELTSの特徴ですね。「あれ!?あんなにやばいと思ったのに意外にスコア良いじゃん!なんだIELTS楽勝だ!すぐ必要なスコアを達成できるぞ!」と思うんですね。特にスピーキングはそうですね。

ただ、そこから上がらないんです(苦)。実力値から乖離した高スコアが出にくいのもIELTSの特徴です。。「よっしゃああ!!会心の出来っ!!」と思っても、スコアが全然変わらないとか、下がるとかね。。もれなく努力が全否定された気持ちになります... (T T)

おっしゃる通り、どこまでも「私の視点で」作ったという事は、注釈を入れておく必要があります。英検は「瞬発力」みたいな力が必要になりにくいですし、そういう違いは確実に存在しますね。どちらかというと、積み重ねてきた知識と確かな学力、みたいな。僕にはないものです(笑)。逆に、英検ばかりやってきて1級に受かったというような年配の方とかだと、すぐにはTOEIC/TOEFL/IELTS的なテストに対応し切れない可能性があります。慣れとかもありますが。

そうおっしゃってもらえると、うれしいです。TOEFLとIELTSの両方を受けた上で換算表を作っている人自体が少ないですもんね〜。。
Posted by 英語好き at 2014年07月24日 17:13
こんばんは!

大変参考になる換算表をありがとうございます。

私はぎりぎり英検1級ホルダーで、TOEIC960、TOEFL89 ですから、ぴったりというか、納得というか、ちょっと私のスコアも参考にして作ってくれたのかなw、というか、でも本当にそんな感じだと思います。

IELTSは未受験なので分かりませんが、TOEFL満点の遥か上にIELTS満点がおられるというのは、今の私の実力では知る由もありませんね。

まずはTOEIC990を地道に頑張ります!
Posted by 英語教師 at 2014年07月24日 21:15
英語教師さん、

…ず、図星でございます…!!… 参考にさせて頂きました〜… m(_ _;)m 勝手にすみません。。ただ、他にも一応TOEFLとIELTSを両方受験している方のブログなんかを色々と見て回ったんですが、やはりこの辺り(TOEFL iBT 80台後半〜ぐらい)が、IELTSでいう 7.0〜7.5に対応しているケースが多いようなんです。

いえいえいえいえ、とんでもないことでございます。英語教師さんの場合はTOEFL iBT初受験でしたから、次回以降ほぼ確実にスコアが上がると思います。なので、全然ギリギリではないと思います(汗)。TOEICスコア的にも余裕がありますし、英検1級も既にかなり前に合格されていらっしゃるじゃないですか!

本当にどのテストでも、満点を狙うとなると「一段上」の難しさになりますよね。。。私もブログで満点を取ると宣言してTOEIC受験した時のプレッシャーを覚えています。。ブログ程度でそんな状態ですから、実際の先生が職場で、そして、教え子の方々に「取る」と公言したら、一体どれだけのプレッシャーか、、想像を絶します。。

応援しております!!
Posted by 英語好き at 2014年07月24日 22:14
初めてコメントします、いつも読ませていただいております!とっても参考になりました…といっても私はまだその表のようなスコアは程遠いですが…笑
英語好きさんのTwitterアカウント知りたいのですが…非公開でやっていらっしゃるのですか??
Posted by ひかり at 2014年07月25日 00:10
ひかりさん、

コメントありがとうございます!! ^^ いつも読んで下さってるとのこと、とても嬉しいです。

Twitter アカウントは、ないんです…(汗)。時代に乗り遅れております…。も、もし始めることがあれば、必ずこのブログで連絡しますね!!

英語学習なんかの質問などは、このブログのコメント欄へどうぞっ ^^;; 私なんかで分かる範囲でしたら、答えさせて頂きます。不便ですみません。。m(_ _)m
Posted by 英語好き at 2014年07月25日 01:04
お、なかなかわかりやすくていいんじゃないっすか?英検一級はその上に、一級ハイスコア(90%以上)を追加して、TOEICは全部黒塗りでどうでしょう?他の試験と比べて英語のレベルが段違いですし、W,Sも必須じゃないからね。
Posted by 通りすがり at 2015年05月05日 15:48
通りすがりさん、

ありがとうございます! m(_ _)m

確かに英検はスコア制が導入されるので、今後はより高いスコアでの合格を目指す受験をされる方が増えますね〜。 そういう意味でそうした方が増えれば、

TOEICについては確かに4技能のテストではないという点で、この換算表に入れるのはどうかという疑問はおっしゃる通りだと思います ^^; ただ、私がネットで調べた限りにおいては、TOEICだけに極端に特化して学習をせずに普通に学習してきた人であれば、TOEICであってもその他のテストであっても、スコアの相関性はあると思いました。

私自身もテスト対策はテストを受ける直前に公式問題集を解いて形式を知る or 思い出すぐらいなので、やはりそういう自分の感覚をベースにしているのだと思います。

また、TOEICはレベルがワンランク違うという点も概ね同意です。 TOEICは留学などの特殊な用途ではなく、幅広い日本人の英語力を測るために開発されたテストであるという性質があるので、テスト全体としての平均レベルを難しくすることができません。 英検などで級が存在するのに対し、TOEICは一つのテストで全レベルの受験者に対応させようとしているからです。 なので、全体としての平均難度はあくまでも英検2級あたりになっているんだと思います。

ただ、ではどうやって高レベルの人を見極めているのかというと、「スピード」 なんです。 そうした 「全体としてはそこまで難しくない問題セット」 は、時間をかければそんなに英語力がない人でも解けるかも知れません。 が、それを1問20秒〜1分ペースで100問〜200問解けるかと言われれば話は別ですからね。 結果、英語力が準実用レベルにあるぐらいの人でない限り、問題を完答して900点以上取ることはできません。

また、全体平均として英検2級レベルとは言っても、上級レベルの受験者の力を判別するための英検準1級〜英検1級レベルの問題も含まれているため、950点以上の高スコア帯を超えるためには、そうした問題も速く、正確に処理する英語力が求められます。

なので、私としてはそこまで極端な特化対策をしてきた人でもない限りは、950点以上取るような人であれば、実力もあると思っております。
Posted by 英語好き at 2015年05月06日 13:32
英語好きさん、いつもブログ読ませてもらっています。(でも時々ランキングクリック忘れてしまい、すいません(笑))

この換算表非常に参考になりました。一方で英検1級もスコア化され、高スコアをとる英検1級の実力者であれば、もうちょっと英検1級が評価されてもいいのではないかと思い、ブログでエントリーをアップしました。

http://foreiken1q.seesaa.net/article/431984253.html

もちろん英語好きさんのこのエントリーにケチをつけるわけではありません。むしろこのエントリーにinspireされて、書いてみました。

また、C2プロジェクトに参加される方々の中で英検1級がもうちょっと評価されていいのではないかと思ったまでです。

英語力はまだまだですが、英語好きさんのブログで刺激を受けながら、英語の勉強を続けていきます。

これからもよろしくお願いします。
Posted by のぶ at 2016年01月02日 09:04
のぶさんへ、

あけましておめでとうございます! コメントありがとうございます!

応援クリックも本当に感謝です!! 最近またがっつり減って来ているので。。(涙)

> もうちょっと英検1級が評価されてもいいのではないかと思い
おっしゃる通りで、この表の 「英検1級」 はあくまでも 「合格の下限」 レベルで記載しているため、それとスコア制のテストを並べてしまうと誤解が生じる可能性がありますね。。 う〜ん。。 当時は TOEFL と IELTS の実際上の換算に気を取られていたせいで配慮が足りていませんでした… (_ _;)

もちろん英検1級も高得点合格のレベルになると、さらに上のレベルになりますし (ご指摘の通り満点ならTOEFLでも満点近いレベルで C2同等だと思います)、また、今年度からの英作文の変更も難易度を上げる要因になりそうです。 採点基準に関してはどう変わるか分かりにくいですが、少なくとも 「時間変更なし」 であることによって、ライティングだけでなく、全体の時間制限が厳しくなるはずなので。。

のぶさんは今年も英検1級を継続的に受験されるとのことなので、ぜひブログで今後の難度変化などを教えて頂きたいと思います! のぶさんと一緒にC2プロジェクトできる日も楽しみにしてます!

私の方こそ、宜しくお願い申し上げます! m(_ _)m
Posted by 英語好き at 2016年01月02日 12:47
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