2014年07月16日

最高の英語のテストは?

ここ2〜3年というもの、個人的な必要性からIELTSしか受けてこなかったのですが、今回初めてTOEFL iBTを受験して、痛感しました。

おいおい、TOEFLすげーぞ…!!!

ETSぱねえな…!!


※ すいません。ぱねーなは正直ムリしてます。「なんじゃああこりゃああ、って思いました」って書こうとしてました。「あ、古いか ⇒ 修正」というプロセスでこうなりました。

こんなに、受験を通して「受験者の英語力を伸ばしてあげよう」という姿勢の見えるテストは見たことがありません。英検もいいテストですが、TOEFL iBT はさらに良い。

IELTSは、えー、そういう姿勢が皆無です。。

TOEICも、リスニングとリーディングだけのテストにしてはすごく巧く造られているんですが、

皆の衆(?)、

ETSの本気は、TOEFLで見られますよ。

私が「TOEFL最高!!」と言いたい理由は、3つ。

@ 統合的なタスクが多い

A 先読みなしのリスニングセクション

B 独立型・統合型タスクが絶妙なバランスで配合されたスピーキングセクション
(なんか洗剤みたいですが)

順番に説明していきますね。


@ 統合的なタスクが多い

まず、全てのセクションにおいて、4技能を統合的に使わせるタスクが多いことが一つ。つまり、ライティングセクションやスピーキングセクションでも、リーディングやリスニングがベースになるような課題があるんですね。こうしたタスクは、実際の状況で本当に役に立つ英語力を身につけるために必須だと思います。素晴らしい。

TOEICはご存知の通り、バッラバラですわ。リスニングはリスニング、リーディングはリーディングです。ま、辛うじてリスニングで設問の先読みをするために、ちょっとした速読能力は必要ですけど。

IELTSはもっとバッラバラです。LはL、RはR、WはとことんW、SはとことんSです。全っ然ダメです。なってない。


A 先読みなしのリスニングセクション

多くの英語テストにおいて、リスニングでは問題が先に読めます。ていうか、むしろ先読みすることを念頭に作っているテスト(TOEICなど)がほとんど。なので、先読みはしないとダメな造りなんですよ。英検でも、TOEICでも、IELTSでも、リスニングの問題は、設問を先読みしていることが前提にある問題の造りになってます。

でも、先読みありのリスニングセクションって、もう日常のリスニングではありません。関係あるところだけをスポット的に聞いて、問題に答える。それだけです。私なんてTOEICやIELTSを受けている時は、正直リスニングの「話の内容」なんてほとんど聞いていないです。これはダメでしょ?!(もちろん、問題を解くための最低限の関心は払っていますけどね)

TOEFLは違います。先に聞きます。ずーっと聞きます。そして、リスニング内容が終わってから、設問が一つ一つが表示されるんです。先読みは物理的に(物理的に?)不可能です。

えっ!?そんなんムリや!!と思うでしょう?

あまりに先読みのあるテストに慣れすぎているために、そう思っちゃうんですよね(笑)。ご心配なきよう。ちゃんと先読みなしを念頭においた設問になっているんです。主に、話の重要部分・大筋の理解ができているかどうかの確認なんです。

で、結局ミーティングって何曜になったか、自分、覚えてる?(半笑い)

とかいう、しょーもない先輩がしてきそうな質問みたいなのはないんです。

リスニングテストって、こうあるべきですよね?


B 独立型・統合型タスクが絶妙なバランスで配合されたスピーキングセクション

スピーキングセクションも、TOEFLが断然フェアです。

IELTSでは、全部ゼロから自分でネタを考えないと話すことがないんです。つまり、全て独立型タスクです。しかもスピーチパート以外は、準備時間ゼロです。15秒も20秒も無言で黙ってたら、完全に放送事故です(放送してないですけど)。

その一方、6問中4問が、前もって行うリーディングやリスニングが基になる統合型タスクであるTOEFL。ちゃんと話す内容を与えてくれるんです。

そうですよ!!これでないと不平等でしょ!!

例えば、IELTSのメインのスピーチ部分では突然、

Please describe a museum you have recently visited.

とか言われて、

「え? いやいや、僕、最近 museum なんて行ってないですけど。。

 聞いて!?ねえ!いや、行ってないんですって!! museumなんて!

 いやいや、『 行ったはずだよ、思い出してごらん? 』 じゃなくて!!

 え、、ていうか、museum って、何でしたっけ…?(ゲシュタルト崩壊)

 え?もう1分!!? いやああああああ」

っていうことが実によく起こるじゃないですか。

あれって、僕はテストとしてあかんと思うんです。

普段考えてもいないことをパッと思いつくかどうかがまず最初の関門で、それを乗り越えられないと、英語力を見せることなく撃沈って、2万5000円出して、そんなテスト方式って、いくらなんでも酷すぎません? 信頼性なんてあったもんじゃないじゃないですか。

英検だと、例えば5つトピックを出して、選ばせるじゃないですか。あれ、1つでやったらどうです?自分が全く興味ないトピックでスピーチするの、想像できますか?しかも、合格不合格のテストじゃないんですよ?「まあ受かったから良かった」じゃなくって、みんな「0.5点でも多く取らないといけない!!!」と必死のスコア方式のテストでそれです。

鬼畜「米英」じゃないです。「米」は全然フェアですわ。鬼畜なのは「英」だけです。

そういう独立型タスクを全く廃止しろ、と言ってるんじゃないんですよ。ただ、そればっかりじゃダメだと思うんです。TOEFLのスピーキングセクションは、そういう意味ですごくバランスが取れていて、心から「優れてるわぁ〜〜」と思いました。

TOEFL、そして、ETSの優秀さに感服。

そして、僕を含め、IELTSしか受ける選択肢がないという人たちの状況は、最近の四字熟語でいう

「つらぽよ」 ?ですね。

英語を勉強しすぎて日本語が怪しくなってきてるので、至急応援のクリックをお願いします!!

TOEIC ブログランキングへ


にほんブログ村 英語試験

関連記事:
● 私の持っている英語資格
● 信頼できるTOEICテキスト一覧(最新版)
● 満点を取るまでに解いたTOEICテキスト一覧

posted by 英語好き at 13:07| Comment(6) | TOEFLについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく読ませてもらっています。英語好きさんの率直な意見は非常に興味深いです。この前、明らかに○田さんの学習法の批判をし(おっと誰か来たようだ)

……とにかく、学習法について批判する時に、ちゃんとした理由と共に書いてくださるので、読んでいて面白いです。

他にも、そのレベルに達した経緯や勉強量も参考になります。夏休み中に英語を勉強しまくった話とか、短期留学中にライティングを大量にこなしたことなど、他の学習者の人達にもよく読んで欲しいと思います。

あと、英語好きさんが各英語試験を受けていくのは単に見ていてワクワクします。あれはもう神業ですねwわけがわかりませんwww

今後どんなレベルに達してしまうのか楽しみにしてます!頑張ってください!
Posted by 英語勉強中 at 2014年07月16日 23:02
英語勉強中さん、

どうも〜 ^^ えっ?!(汗)そんな記事ありましたっけ!??(笑)結構前のセレンさん、TIME学習法批判あたりの記事ですか?あの時はですね、つらかったですね。個人的には全然関係ないのに、ネットを見ると負の感情しか湧いてこない(苦)みたいなね。。正直あんな人がいるなら、死んでも○○館には近寄らないようにしよう、と思わされました。あの時は結構みんなそう思ってたんちゃいますかね(笑)。ま、それは笑い話にして置いときましょう!

とにかく、自分の好きなことを、好きな方法で、思いっきりやるのが一番だと思います。

面白いとおっしゃてもらえて、嬉しいです。本当に自分は人をイライラさしてるだけなんじゃないかなと思うことも結構あります。ありがとうございます m(_ _)m

私も色々な人が色々な方向に突出している様子を見させてもらって、「すんげえな〜」といつも思ってます。分野は違えど、揺るがない信念を持ってる人はやっぱりかっこいいです。TOEICkerのJunさんとか、モンスター菊池さんとか、TOEIC講師の澤田さんとか、もちろん、語彙勢の皆さんもそうですし、あと、あ〜るさんとか。それぞれがそれぞれ各分野のスペシャリストで完全に「突き抜けて」らっしゃって、、競ってる分野がかぶってる訳でもないんですけど、密かに好きで応援してる方々だったりします。

理由!?本当ですか?(照)ありがとうございます。ブログの記事を書いてる間に自分の書いてる言葉に酔い出して、書き終わるころには完全に出来上がってるタイプの人間なので、どうぞ話半分で生暖かく見てください(笑)。

最近ほとんどIELTSしか受けてなかったですけどね。そのフラストレーションとIELTSに対する怨みを全部TOEFLにぶつけさせてもらいました(笑)。いやー、本当にそう言ってもらえると嬉しいです。。結構試験前後は勝負モードなんで、もうアグレッシブアグレッシブになってしまって、記事とかも結構「こいつ頭大丈夫か?」っていうぐらい独りで何かと戦ってる状態になってますけど、そういう時は、「ああ、試合前のボクサーみたいなもんやな」と思ってください。亀田兄弟の言動とか、すっごい理解できるんです、僕(笑)。

全力の勝負事の前って、やっぱりアドレナリンがドバドバ出まくってる状態でして、、吠えてても、「ああ、やっとるやっとる。がんばっとるなー」ぐらいに思って下さったら幸いです。。自分を駆り立ててるんです。

そういう部族です(笑)。

あ、そうそう、でもですね、TOEFLとIELTSに関して、なぜ私と周りの人で難易度の感想にえらい違いがあるのか、既に実は仮説ができてまして、今回の目玉なので、また結果確認できたらアップします!お楽しみに!!

頑張りましょうね ^^ いつでもコメントください!!
Posted by 英語好き at 2014年07月17日 00:25
ゲシュタルト崩壊のくだり、激しく共感しましたw いやー、ほんとに考えたこともないトピックについてひねりだすのは苦しいw普段からどうでもいいと思ってることを語るのは辛いw

gardenとかneighborhoodとか、庭ないし近所付き合いも全くないし…みたいな。

彼女さんがあたってしまった「comic actor」は最近では結構?ポピュラーな問題みたいですね。私の(狭い)IELTSコミュニティで、もう2人くらい経験しています。

スピーキングテスト中は、私嘘つきまくりです。ほんとの会話では嘘つきになりたくないから、きっと一生使わない話題だろうなと思いながら。。。

いつも笑わせてくれてありがとうございますw!
Posted by yumi at 2014年07月17日 18:35
yumiさん、

ありがとうございます!!共感してくださってうれしいです!

えっ!?あの難問「コミックアクター」って頻出なんですか?!鬼ですね。。僕なんか、普通のトピックでも自滅すること多いんですよー。。機転とか、頭の回転みたいなのが多分ないんでしょうね。。(苦)。

「Describe a special meal that you enjoyed.」というトピックだった時も、僕、止せばいいのに思いついたのが、

「留学直前にじいちゃんが死ぬ前に最後に一緒に食べたすき焼き」

で、1分の準備時間中は「話すことある。いける」と思ったんですけど、話始めたら、、

言葉が詰まって話せなくなって。。。

ちょっと待て!待て待て待て待て!これは英語力ちゃうぞ!!(泣)IELTSパスするためには鉄のハートが要るんか!!?と思いましたね。面接室もすんごい空気重たくなっちゃって(苦)。ああいうの選んだらあかんねんなぁと思いました。重い話とか、気まずい話とかもダメだと思います。失敗から学びました。。

あと「Favourite vehicle」とかもありましたね。こんな状況(留学中)なんで、車どころか自転車すら乗らないんですね。で、考えたのが、

「電車。。。です。。(いきなり不確か)。。

あの、電車がね、大好きなんですよ。。。いい線いってると思うんです(?)。

何がいいかって、ねぇ、あのー、乗ってる時、本が読めますし、、、

勉強もできますよね、、、

とにかく僕はぁ…、電車がぁ!!大好きです…!!」

みたいになりました。幼稚園児かっていう。

好きな乗り物とかぁ、もう何でもいいじゃないですかああ!許してくださあああい!!(号泣)

みたいな正に某議員みたいな状況になりそうでした。時代の先駆けやったと思います。

「(試験官をしてる)あなたにはわからないでしょうねえ。。」っていう。

でもやっぱり「ほんとに車が好き!」っていう人と比べると、話の厚みが全然違ってくる訳ですよねぇ。僕が車について話すことなんて皆無ですからね。もし僕が車についてペラペラ話してたら、それ僕の皮をかぶった宇宙人ですわ。

IELTSは本当にこういうの改善してほしいです。。。

僕はもう正直受けたくないです orz...
Posted by 英語好き at 2014年07月17日 19:41
その酷いIELTSをもう4回受けております。あまり進化がないのですが、英語好きさんのブログを読んで励みにしていました。すごく楽しそうに受けていらっしゃるなと思って。自分も前向きに勉強して受験しようと。

が、しかし、実は辛かったんですね!?みじんも感じませんでした。なんか私も辛く厳しく感じてきました。とほほ。
確かに話題がぽんぽん飛ぶし、経験がなくて作り話せざるを得ないトピックもあり、その為に墓穴掘るパターンとか。
今更TOEFL転向も秋まで間に合わないだろうし。7取れなければTOEFLでも100超えできないのは同じですよね。

IELTSネタ探してまた遊びに来ます!
Posted by mao at 2014年07月20日 14:01
maoさん、

コメントありがとうございます m(_ _)m 同じIELTS受験者ということで、苦労を分かって頂けてうれしいです。。

正直なところですか? …そりゃ嫌ですよ〜 (T T) そんな何回もIELTSばっかり受けてもそんな楽しくないです〜(T T)。まあその、他の方が受けてらっしゃって、ブログでも書くネタができるのはいいんですが、何回やる気を出して受けても、点数は8.5で頭打ちですし、毎回毎回ボコボコの返り討ちですから、いつもテスト後は大きく凹んでます。そしていつもその後しばらくは療養してます。だから今回TOEFLを相手に憂さ晴らししてきました。IELTSのせいで最近もう「勝負に勝つイメージ」がなくなってしまってましたから。

そうですね〜…、IELTS Overall 7.0とTOEFL 100だったら、どっちもかなり難しいですが、IELTS 7.0の方が可能性はあると思います。

辛いかもしれませんが、、「今度こそは勝ちに行く!!」と気持ち切り替えて、一戦一戦本気でぶつかり、ま、その中でなんとか楽しめる部分も見つけたりしつつ、頑張りましょう…!

また来てください ^^
Posted by 英語好き at 2014年07月20日 14:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。