2014年04月22日

【TIME】 安倍首相は日本の戦争犯罪を否定する愛国者【4月28日号】

入手しました、安倍TIME!!

Time Asia April 28 2014 (単号)


流石のカバー特集とあって日本のAmazonでは、今週号は既に売り切れっぽいですね。すごい。

早速その安倍首相の特集記事を読んでみました。

The Patriot(愛国者) というタイトルで組まれている今回の安倍首相の特集記事ですが、一言でいうと、TIMEが言いたいのは、

「Shinzo Abeは、(実質の)戦争犯罪人の孫であり、日本が戦時中に犯した大罪の数々(南京大虐殺や慰安婦問題)を完全否定する(著名人と親交のある)人間である」

ってことでした。

悪意が見え見えですわ。。

直接的な反日調で書いてある訳ではないんですが、言いたいことはそんな感じで、中途半端に中立を装って書いてある分、余計に性質が悪いと思いました。

で、まあ、読み進めていくと、一段落目からすごい。

靖国神社自体は「戦争の犠牲者を弔ってある神社」と言う説明になっていて、そこはさらっと流してあるんですが、靖国神社併設の戦争歴史記念館について、

「真珠湾攻撃から、南京大虐殺まで、全ての行いを正当化し、 そして 賞賛する 内容の展示がしてある博物館」と書かれてます。

そうなの?! そんな博物館なんでしたっけ?! みたいな。

そのへんの地方紙とかならいいですけど、TIMEですよ?

で、それに続いて、その靖国神社を参拝した安倍首相の言葉として、

『私が靖国を参拝したのは、戦争で国のために命を捧げた人たちのために祈り、そして二度とあのような戦争が起きないように誓うためです』

という言葉を引用したりしてあるんですが、

話の流れからして、

「そんな戦争万歳の場所に参拝しといて何言うとんねん、嘘吐きが」

と思わせる書き方になっております。

で、「この参拝に対しては、長年の同盟国であり、防衛協定を結んでいるアメリカですら 失望を 表明したのだった」

って、、

あれ? アメリカはその発言取り消したとか言ってませんでしたっけ??

どうやら、国際的には全然取り消したりしてないことになってるんですね。

さらには、安倍首相のバックグラウンドの説明として、

「戦争中に大臣を務めた人物の孫で、

彼の祖父は戦後連合軍に戦犯として捕えられていた

おお、戦争犯罪人の孫にされてる。

逮捕されて、裁判やって、、

で、有罪にならなかった んですよね??

それを「戦後、連合軍によって逮捕された」って書くのは、明らかに「戦争犯罪人(みたいなもんだ)」っていうイメージで話を進めるためですよね。

その後を読むと、

「戦争中に日本が中国で行った数々の悪行のグラウンド・ゼロにいたのが、彼の祖父である」っていう書き方をされていて、「戦争後に、連合軍によって捕えられ、3年間牢に入れられたが、結局戦争犯罪に対する刑は受けなかった」と。

ここでも、「受けるべきだったのに」って声が聞こえる感じです。

悪意あるなぁと思っていたら、全部読んだら、もうほのめかすレベルではない書き方になったので、ああ、最初からそういうつもりで書いたのかと納得。

「安倍首相は、自民党の中でも右よりの派閥のメンバーとして知られていて、これは戦時中の日本の悪行の重大さを軽視または拒否する派閥である」とか、、

「(第二次世界大戦中に神道が戦争の正当化に使われたことがあると説明した直後に)、安倍首相が日本古来の宗教である神道の復権を支持すること自体は間違った事ではないが、神道を支持する日本の政治家には日本の戦争責任を曖昧にする者がいるのだ」とか、

「中国などの国が日本は十分な謝罪をしていないとする中で、安倍首相はそれを否定し、自身も前任時に謝罪をしたと主張しているが、南京大虐殺や慰安婦などを作り話とする百田尚樹と本を共著している」とか、、

※よく読んだら、私自身が見事にこの記事の罠に引っかかっていました。百田尚樹氏がそれらを作り話としているだけで、安倍首相については百田氏と共著などの親交があるというだけじゃないですか。酷い印象操作ですね。

この本のことですね



さて、今回のTIMEの記事は一見中立を装いつつも、上のような細かいエピソードをサブリミナルのように散りばめて、「安倍晋三は『愛国主義者』というより『国粋主義者』じみたところがあって、危ないやつだ」という印象を付けたい感じです。

これを踏まえてタイトルをもう一度見ると、そういう意味で

『“愛国者” 安倍晋三』

と、色々な「含み」を持たせるためのダブルクオーテーションマークが付いている感じですね。純粋に国のことが好きなだけの愛国者というわけではない、という意味です。

今回の記事を読んで、「ふーん、ま、フェアに書いてあるじゃん」と思ってしまった人がいるとすれば、それは英語の文脈を読む力が弱い、または、論理を見抜く力がない、ということです。文章全体を使った『筆写の言わんとする内容』が見抜けていません。

さてさて、4週後の号ではこの記事に対しての読者からの投書が掲載されますが、中国系や韓国系の読者からの投書が荒れてそうですね〜。どのような内容のものを採用するかも注目。

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posted by 英語好き at 17:54| TIMEを読む | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする