2011年11月05日

TOEIC満点の人はどのように問題を解いているのか

昨日本屋に行った時に、『990点満点講師はどのようにTOEICテストを解いているか』という本を見つけまして、ちょっと読んでみました。

990点満点講師はどのようにTOEICテストを解いているか


ちょっと面白そうなので、自分自身はどうやって解いているかを分析してみようと思います。とりあえず、10月30日の結果が出るまでは980点ですけどね。

*10月30日の結果は990点満点でした。

テスト開始〜パート1が始まるまで

まずは、リスニングセクション。開始と同時に鉛筆で封のシールをぶっちぎります。ネットを見ていると、なんか「きれいに破れないのですが、どうしたら良いのでしょうか?」とかいう乙女な相談を見かけたりしますが、「そんなこと気にしてる時間があったら、先読みをしましょう」というのが私の回答です。B型だからかも知れませんが、私はあまり気になりません。まぁ、本当に全く気にならないのかと問い詰められれば、そりゃ多少「あ、破れた…」ぐらいは思いますが、それより時間が大事なので、気にしないようにしています。実は今回特にシールの周りがビリッビリに破れてしまい、自分でもちょっと笑いました。しかし、シールよりも何よりも、時間が大事なのです。

冊子が開いたら、一気にパート3の先読みをスタート。できる限りの設問と選択肢の先読みを進めます。先読みをする時は、目を通すだけではなく、自分の頭で設問と選択肢の内容を理解・整理しながら進めます。そうすると、放送の内容を聞かなくても2〜3通りのパターンが想像できます。中には放送を聞かなくても、正解をほぼ確定できるような設問もあったりします。

パート3のリスニング放送を聞くまでには、

大体どんなストーリーになるか考えておく
有力だと思われるストーリーを2〜3パターン想像しておく
何を聞き取らないといけないか心に刻む
どんな選択肢があるかを理解しておく


ぐらいまで準備しておきます。

ちなみに、想像と違った場合でも、自分の想像と違う方向にストーリーが流れたことで、「あっ、違うのか。へぇ〜、そっちね」と、想像とのギャップが生じたことで、逆に理解が深いものとなります。リーディングでは真逆のことを言いますが(笑)、リスニングについては先にストーリーを想像しておくことで、真っ白な状態で聞くよりも理解が深くなると思っています。でも、もちろん、人によります。

で、41番〜46番ぐらいまでを先読みしたところで、いつもパート1へ戻るタイミングの「Now Part 1 will begin. Look at the picture marked No.1 in your test book.」のアナウンスで、パート1の1番に戻ります。

パート1

パート1は最近難しくなったと言われていますが、私にとってはまだサービス問題です。例えば、(A)、(B)、...と順番に聞いて行きますが、正解の選択肢が放送された時点で、即パート3の先読みに戻ります。残りの選択肢は聞くまでもなく間違いの選択肢ですからね。また、(A)〜(C)まで聞いて、正解がなかった場合は(D)をマークしてすぐパート3の先読みに戻ります。微妙に聞き逃したりして不安な問題でない限り、(C)まで放送された時点でパート3に戻っています。

パート1の時間の半分ぐらいをパート3で過ごしていますが(笑)、問題が始まる「Look at the picture marked No.○ in your test book.」という放送を合図にして、パート1の写真に戻っています。

パート2

パート2のディレクション中はもちろんパート3の先読みに使います。で、パート1と同じく、「Now let us begin with Question No. 11.」が合図になりますが、パート2ではページは戻さず、意識だけ放送に戻します。パート2は問題冊子を見る必要がありませんからね。

パート2については、この本では「自分が会話している当人の気になって聞く」というのが有効だとのことですが、そんな方法はこれを読んで初めて気が付きました。私の場合は、目の前で二人が会話しているのを想像して聞いているだけです。まぁ、それでも十分だと思っています。一人目の発話を自分の中でしっかり咀嚼しておいて、その意味を自分の中に留め置きながら(A)、(B)、(C)の選択肢を聞くと、間違いの選択肢には「は?」となりますし、合っているものなら「しっくり」来る感じがあります。

パート2でも、(A)か(B)が正解であれば、その時点でパート3の先読みに戻りますし、(A)と(B)を聞いて正解がなければ(C)を聞くだけ時間の無駄ですので、すぐパート3の先読みに戻ります。

さて、ここまでパート1とパート2の隙を縫ってパート3の先読みを進めてきましたが、私はこのパート2が終わった時点でパート3の設問と選択肢は全て読み終わっている状態になっています。待ち伏せの準備完了です。

パート3

ディレクション中は直後の問題の先読みを改めて行っておきます。想像力を働かせて、ありそうなパターンを頭に思い描いておきます。

その後も、常に一度読んでいる設問と選択肢を再度読み込んでから、放送を聴くという順番でテストを進めて行きます。リスニングセクションでの1〜2問ミスはどうでも良いことなので、聞き逃してもあまり気にしないようにしています。3〜4問ミスまでは満点ですからね。

ところで、散々先読みしているにも関わらず、個人的にこのパート3がリスニングセクションで一番苦手なセクションです。私の場合、リスニングでミスしているのは、ほとんどがこのセクションです。集中力の問題が一番の原因です。パート3辺りでいつも一回集中が切れてしまうんです。似た形式でもパート4は後半なので、「これで終わりだ。ラストスパート!!!」という気持ちになれるのでがっつり集中できるのですが、中盤の後半であるパート3では、中だるみに襲われます。

パート4

これまでのパートと同じく、やはりディレクション中はその直後に流される問題の設問と選択肢を先読みしています。パート4は、なぜか昔から得意です。パート3と違い、先読みの時間も、前の問題が終わってから次の問題が流されるまでに限られてしまうのですが、おそらく、

後半になり集中力が復活すること
パート3までで先読みという行為に慣れてスピードが上がること


が理由ではないかと思っています。また、前もっての先読みが出来ていないことで、先読みのための時間的な余裕がなくなることもあるのですが、追い詰められると脳が本気を出すようで、いつも一目で設問と選択肢4つが理解できる特殊能力が発動します。フォトリーディングってこういう状態なのかと思えるほどの速読スピードですね。走馬灯状態なんでしょうか?(笑)

ということで、難易度はパート3ともあまり変わらないと思うのですが、パート4で間違うことはあまりありません。相性でしょう。

さて、リスニングセクションの最後の問題をマークし終えると同時に、リーディングセクションを開始します。まぁ、これは普通ですよね。あと、当然パート5からスタートして、パート6、パート7と順番通りに進めています。たまにパート7から始める人もいるのですが、私は逆に「パート5を飛ばしてパート7を開いている時間の方がもったいないのでは?」と思ってしまいます。でも、そこはやはり人それぞれでしょうね。

パート5

さて、パート5は私がTOEICで一番好きなパートです。パズル要素が一番強いからでしょうか。

まずは、各問題の読みの問題文を頭から読みます。で、大体の問題は ------- まで読んだら問題の答えが分かるので、選択肢を見ます。その時点で分かれば選んでマークします。接続詞の問題などで、全体を把握しないと分からない問題であれば、続けて、その問題文の全文を読んで、選択肢に戻って正解を選んで、マークします。

で、普通の人はこれで終わりだと思うのですが、私の場合は、ここからもう一度、問題文を端から端までちゃんと読んで、本当に違和感がないのかを確認します。簡単に見えた問題でも、たまに引っかけるための仕組みがあったりするので絶対に油断しません。で、それから、他の選択肢も一つ一つ確認して、他の選択肢の可能性が絶対に有り得ないということも確認します。

と、かなり慎重に解いて、本番では15分でした。ということは、この作業を一問あたり22.5秒でやってるんですね。実は自分でもびっくりです。

パート6

まず大抵、文書の始めから最初の空欄まではベタ読みします。最初頭から読むのは、どういうタイプの文書かを理解するためです。それが分からずに空欄のある文だけを読んで解くのは無理です。文書の形式や話の流れに対する理解が必要だからです。

で、最初の空欄の部分までは普通に読み進めてから、空欄のある文は全文精読します。2つ目、3つ目の空欄については、その空欄のある文だけはしっかり読んでおけばほぼ間違いなく解答できると思います。1〜2問は全体の流れが分かっていないと解けない問題もありますが、そういう問題だけはちゃんと戻って読み直します。

というのが、私の通常のパート6の解き方なんですが、今回10月の公開テストのパート6は文章のボリュームが少なかったですね。なので、今回は全文読みました。

パート7

まずは文章を最初から最後まで全文通して読んで、内容をしっかり理解します。その際、設問を先読みはしません。まずは文章の理解です。あやふやなところがあれば、戻り読みもします。で、

「よし、完全に理解できた。内容も頭に入った」

という時点になって、初めて設問と選択肢を見て、問題を解いていきます。

一度しっかり読んでいるので、本文に戻らなくても解ける問題はあります。が、「これ間違ってたら殺されても文句は言わない」というぐらい100%の自信がある問題だけです。

少しでもそのぐらいの確信に欠ける問題については、必ず文章に戻って確認します。選択肢についても一つ一つについて確認します。間違いの選択肢が間違いである証拠も探します。正解の選択肢も、不正解の選択肢も、全選択肢の根拠を確実にするまでは次に移りません。

で、まぁ、そうしていると時間が確実になくなっていきます(笑)。今回も残り時間が5分というところまで追い詰められましたので、かなり精神的にはきつかったです。

おまけ:テスト当日の朝

ちなみに、テストの朝は『公式問題集』のCDを聴きながら朝食を食べていました。問題を解くわけじゃないですが、軽くシャドーイングしたりして、公式ナレーターの声に耳を慣れさせる意味でそうしています。あと、コーヒーを飲んでから行きます。



テスト中は自分の限界に挑戦しているので、間違っても眠くなることはありませんが、なんというか、まぁ ドーピングです(笑)。

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さらにおまけ:前日の夜

実は緊張して全然寝れませんでした(笑)。あっはっは。いやー、緊張なんでしょうか。でも、緊張というよりは、テストのイメージトレーニングみたいな状態になってしまって寝れない感じでした。
posted by 英語好き at 14:37| TOEICについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする